本屋で1時間

2004年4月25日 日常
望遠レンズ付きのカメラでファインダーを覗いている夢を見た。
フランスのどこかの市庁舎の全景。オレンジの明かりが窓から洩れている。レンズをまわして,ズームにすると,いきなり,全然違う風景に。でも,よく見ると,市庁舎1階の中央を貫くアーチ通路で,梁が規則正しく,奥へと並んでいる。
という妙にリアルな夢でした。

先日の観劇で,倍率を変えながらオペラを覗いていた影響かなあ。

お稽古の帰りに,大手の書店に寄った。
フラワーアレンジメントの本がほしかったけれど,「基本も載っていて,斬新でお洒落なデザインも紹介されている」という本はなかったので,買うのをやめた。2冊買えば解決するんだけど。

洋書コーナーをウロウロして,興味のある本を発見!
2000円弱の本を買う決意をするまで,30分以上悩んでしまった。

これより高い宝塚90周年の本を,あまり迷わずに購入したんだけれど。

花組のチケット3500円にも,何のためらいもなくお金を出したんだけど。

ダージリン

2004年4月24日 グルメ
珍しく,朝食時にダージリンを入れてみた。
美味しかった。

ファーストフラッシュのシーズンだけど,まだ飲んでないなあ。
高いけど,お気に入りの農園のものをちょっとだけでも買いたいなあ。

午後から,友人Zとお茶する。
白玉パフェを注文。
あんこが,黒みつ味だったのが,ちょっと・・。
ごまのブラマンジェのようなものは,美味しかった。

襲名披露

2004年4月23日 日常
市川新之助が,海老蔵を襲名すると新聞で読んだ。
歌舞伎座を皮切りに,各地を回るらしい。
羨ましい。何がって,パリに行くから。

きっと,座長ということで,いろいろおもてなしがあるんだろうな。
フツーの観光客が入れないような,パリ郊外のシャトーのレセプションに招かれたり,オペラ座の良いお席に招待されたり,なーんて,勝手に想像して,勝手に羨ましがっているのでした(笑)

ま,それはおいといて,記事には,新之助が山で修行したことなど芸の厳しさも書いてある。
確かに,芸の世界には,計り知れない厳しさがあると思う。
以前に,日本の伝統芸能の,宗家にごく近い家の子供と接する機会があって,いろいろ大変なんだな,とちょっと同情的思った。
・・・・が,自分が大人になって実感した。
どんな人生だって,苦労がつきもの。努力はしなくちゃいけません。
でもって,他人に振り回されて,不毛なことで苦労している人のなんと多いことか!

芸事は,お稽古に励んだ分,必ず,自分に返ってくる。たとえタイミング悪く役がこなかったとしても,歌唱力なり,なんなり,自分の舞台人としてのスキルはアップする。
伝統芸能の場合は,格式ある家に生まれれば,役が来ない,などということはない。
ホントに,確実に報われる努力なのだ。

羨ましい。

それなりに報われた努力もあったけれどね,世界中を震撼させた「あのできごと」で人生を滅茶苦茶にされてから,「どうせ努力したって,無駄でしょ,テ○でもおきれば,おしまいでしょ」という虚脱感におそわれる日々。私は,あのとき,人生を投げ捨てた。それから先は,まさに人生の墓場そのもの。その後,体調を崩し(今から思うと,当然の流れ),しばらく療養して,いくらか体調は回復したものの,心の傷はいえず,先のことも心配だし,所在のない日々。
そんなとき,ある生徒さん(現在の,ご贔屓)の入り待ちに遭遇し,お手紙を渡すファンの方たちのあまりに幸せそうな表情を見て,もう一度,幸せをつかみたいと思った。

(大好きだった生徒さんの卒業を見送って,もう二度とすることもないと思っていた)楽屋待ちに通うようになり,多いときは,劇場へ2往復して,入り出とも見た。劇場前というのは,戸外で,夏は日差しが強く,冬はビル風が吹き,当然,椅子などあるわけもない。それでも,あの場所にいると,自宅にいるよりも,自然な気持ちでいられた。やっぱり,ここが私の居場所なんだ,と思った。

まだ完全に立ち直ってはいないし,次々いろんなことが起きるけれど,あなたがいるから,生きていられる。

お茶会だ,チケットだ,新幹線だと,自分のやりたいことで忙しいのが良いのでしょうね。

エリザベート

2004年4月22日 演劇
東宝のエリザベートを初観劇。
宝塚ではカットされている場面もあったりして,ウィーン版に近いと思う。大道具は,ウィーンとちょっと違った。ウィーンでは,空中の通路が,角度が変わって,どんどん登っていくような演出ができたり,舞台のチェス盤が盛り上がったり,かなり大がかりで,1階の前のセンターで見たのだけれど,2階にすればよかったなー,と感じた。

さて,トートはWキャストだけれども,TVドラマ「女神の恋」がすごく楽しかったので,山口さんの日に見ることにした。
どうもあの役の明るくて人間的なイメージがあるので,すごく人間っぽいトートに感じた。

少年ルドルフを,儚げな雰囲気の子がやっていて,涙を誘った。山口トートは,少年ルドルフとの絡みの場面がとてもよかった。お友達のトートとして,ルドルフを。包み込むように誘惑していた。

エリザベートとの場面では,もっと,無機質な感じでもよかったかな。

某カフェに立ち寄ったら,アールグレイはホットのみで,アイスへできないと言われた。氷入れるだけじゃないの?ダージリンのアイスは,もしかして業務用の出来合をつかってる?という疑惑が生じました。
行って来ました。「ジャワの踊り子。
全国ツアーの追っかけは,金銭的,体力的に大変だけれど,やはり,非日常的な楽しさは格別です。もちろん,いつもの劇場も,ひとたび客席に座れば,非日常空間のはずですが,観劇ということが,かなり日常化してしまっているので。
お弁当を買って,新幹線に乗り込んだところから,ドキドキ。

といいつつ,やや辛口です。

公演は,構成が若干不満だった。
お芝居が少し冗長な感じだったので,もう少しテンポよく再構成して,フィナーレをもっと長くしてほしかった。「私」が登場して,「やはり華やかなフィナーレがなければ」と言っていたわりに,あまりに短かった。。
いっそ,お芝居を1幕にして,ショーとの2本立てでもよかったかなと。
「ダル・レークの恋」も同じように感じた。この作品の場合,2幕も使うのに,中途半端な終わり方だったような。。

言葉使いも,もう少し現代に合わせた方が良いと思った。
「奉職している」という言葉は,「仕えている」等とした方が良いと思う。他にも,意味不明な言葉が。

配役は,適材適所。
うちのご贔屓も,キャラクター的にはまり役と思うが,地味〜なお衣装ばかりだったので,オスマーンがキャバレーで着ていたお衣装とか,オランダ人の白い軍服とか,人様のお衣装が羨ましかった。。。。。

しっかり出待ちもして帰って来ました。
東宝や,大劇場より,ずっと早く出てきます。
ファンの目の前にバスが止まっているので,市川公演等よりは生徒さんをよく観ることができました。
が,ジャージに,帽子,というスタイルが多いので,誰だかわからない生徒さんがほとんど。
大型観光バスに乗り込むのですが,やはり,下級生が後部座席から座っていくようです。
うちのご贔屓は,通路側に座って,窓側の生徒さんの方を向いて楽しそうに話していたので,笑顔がたくさん,たくさん観れて,満足でした。
両者の言い分が,食い違っていたら,どちらを信じるかって?
そりゃ,大手旅行会社ですよね。
それで面倒なことになりました。
全国ツアーのパンフレットを買った。
この内容で1000円ってどうよ?
スターの舞台歴は,今さらって,感じなので,むしろ,公演に関するアンケートでも載せてほしかった。
よかったのは,稽古場写真。

巻頭のスチール,うちのご贔屓はとっても地味なお衣装。。
役柄は合ってると思うけど,やっぱり,宝塚らしく,キラキラしてほしいのよね。

銀座の某店でお茶でも,と思ったら,貸切だった。
で,別のカフェで

杏仁豆腐パフェ

を注文。
グラスの上の方に,パイナップルと,マンゴーのジェラートと,ホイップクリーム少々,苺が載っている。グラスの下から,たっぷりの杏仁豆腐と,そこそこマンゴープリン。間には,タピオカと,キウイが。
こしあんを巻いた春巻きの皮が,スティック状に入っている。
ジェラートで口に中が冷たくなったところに,マンゴープリンと,杏仁豆腐を食べると,温度が中和されて,味覚が復活。杏仁豆腐は,硬すぎず,ぷるぷるして,甘さも控えめで,美味しい。それに,タピオカのコリコリ感,キウイの種のプチプチ感が加わって,絶妙のハーモニー。
ホント,素晴らしい。
春巻きの皮と,あんという組み合わせも,意外に美味しかった。
最近,なかなか,感動するスイーツに出会わないけれど,久々の逸品でした。

他に,バナナの小豆と,揚げ春巻きの皮のデザートなんかも美味しそうだったな。
帰りに,行きつけのサロン・ド・テがなくなっていることに気付いた。
そんなに古いお店ではなかったのに。

飲み物単品だと高かったけれど,ケーキセット900円で,ゆっくりできる店内なので,気に入っていた。
月組公演中は,出待ちに行くまでの空き時間を過ごしたりした。

一度ランチを試してみたかったのに。
残念。

・・・・

2004年4月17日 日常
すこぶる体調が悪い。
午後は,爆睡。
夕方,お茶を飲んた。
セルフサービスのお店。
スターバックスより値段が安く,お席も若干ゆったり。
選べる紅茶。

なかなかいいお店だなー,と席についたら,隣のテーブルに灰皿。
ちょっと,げんなり。
禁煙席のマークがどこにもないので,全部禁煙かと思ったら,逆だった。今時ねえ。

何が書きたいかというと,禁煙のお店の方が,喫煙可のお店より,お値段高めって,気がする。
ついでに,美味しいコーヒーより,美味しい紅茶の方が高い気がする。
カフェで一番安い飲み物は,たいてい,アメリカンか,エスプレッソだし。

つまり,禁煙の快適な店内で,美味しい紅茶を飲みたい,と思うとそれなりの値段を払わなければならない。

日本は,コーヒー文化の国らしい。

近頃は,チェーンのカフェでも,紅茶の種類を選べたり,いくらか普及してきているけれど,まだまだ,コーヒーに負けている。

ランチ後の飲み物が,コーヒーのみ,という場合はあっても,逆はほとんどない。
ディナーショーなどでも,黙っていると,コーヒーが出てくる。

頑張れ,紅茶。
今日は,器に水を張って。花止めを十字にして生けたかったが,持ち帰りのことを考えて,アレンジにした。雨が降っていたので。
それなりにかわいくできたけれど,前に作ったパターンにちょっと似てしまった。

寒い!

2004年4月13日 日常
4月なのに,ダウンジャケットを着た。

アンケート

2004年4月12日
自動車に関してのアンケートがきたので,答えてみた。

購入希望のタイプ スキルもないのに,スポーツカー(笑)
購入希望のメーカー お金もないのに,フェラーリ(爆)

ま,希望するのは自由だから。夢は,大きくってことで。

でも,車種の選択でちょっと困った。
イメージでメーカーを選んでいるだけだから。

スポーツカーが好きなのは,本当。
先週一週間,連絡を待っているところからは,なしのつぶて。
いいがげんに,連絡くださいよね。このなんとも,中途半端な状況,なんとかならないかね?
じっとしていると,不安がどんどん膨らむから,つい出歩いて,浪費しちゃうわけで。
どうでもいいところとか,むしろ,忘れてくれた方がありがたいんですけど,ってところから郵便物が,ぽつぽつ。あーあ。

海!

2004年4月10日 日常
暖かくて,良いお天気。

こんな日は,海に行きたい!

というわけで,行ってまいりました。
海って,好きなんですよ。湖もね。あまりそういう場所とは縁のない生活を送っているのだけれど。

癒しがあるから。

船に乗って,最上階のデッキで,景色をボーっと楽しみました。
ちょっと肌寒かったけど,風が心地よく,のんびりできました。
おおむね,満足。

でもね,湾岸の景色が,いまいち。癒しとは,ちょっと違う景色なのよね。
ヨーロッパの,ちょっと鄙びた漁港とか,鳥羽の海なんかが好き。

手頃な場所だと,隣県の港の雰囲気の方が好き(といっても,海はつながっているが)

今度は,夕日の頃に行きたいなあ。

船を降りてから,海の見える遊歩道をお散歩。
そういえば,あの日も,海を見ていたっけ。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あの日の朝,私は,ひとり,海辺を歩いていた。
「とうとうこの日がきた」と思った。

普通は,退団発表を知ったときに,そう思うのだろうけれど,そのときは,感傷に浸るよりも,頭が真っ白。その後も,チケットのこと,飛行機のこと,ホテルのことなどで手一杯。

静かな気持ちで,「とうとうこの日がきた」と思ったのは,ご贔屓の退団公演初日の,朝。
どんな公演なのか,早くみたい。けれど,始まりが来れば,永遠に来て欲しくない終わりも来てしまう。
そんな複雑な思いを胸に抱え,ひとり,波打ち際を歩いていた。
さわなかな,朝だった。
大好きな,大好きな生徒さんが卒業したとき,人生(宝塚のファンとして,ではなく)終わった!と思った。
それまでの生活は,その人を中心に回っていたから。
ムラ*を去るとき,二度と来ないかもしれないし,来るとしても,ずっと後に昔をなつかしんでくることがあるくらいかもなー,と思った。
それだけ,その生徒さんが,好きだった。

その後,ちょっとだけブランクはあったものの,ぽつぽつ観劇復帰。これからは,他の趣味も大切にしつつ,宝塚を見始めたころのように,広く,浅く観ていこうかな,と思った。・・はずが,気付けば,しっかり舞い戻っている(笑)

入り待ち,出待ち,お茶会etc

何だかんだいって,宝塚が好きなのね。

*ムラ 兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場およびその周辺のエリア

今日も花組

2004年4月8日 宝塚
お芝居だけ見てもらうはずだった友人が,都合がつかなくなったので,結局,全部通して見ることに。

お芝居は,コメディで,もうネタバレしてるし・・と思いましたが,アドリブ満載で,楽しめました。特に,主人公の友人(蘭寿とむちゃんだと思うけど)が,怪しげな日本語で王様に迫る場面が,面白い!
王様と見つめ合う視線が,何とも妖し気でした。

3回しか観て無くても,これだけアドリブが発見できるということは,かなり,皆様,弾けてますね。
千秋楽にはどうなるのでしょう?

あと,新たな発見が。王様と,ギュスターブは,オサちゃんの2役だったらしい(今頃気付くか?)。プログラム,買わないのでね。最後の方で,皆に「遅い」と言われ,「これでも一杯なんだよ」といって登場するので,もしや?気付きました。この2人,同時に舞台に出てこないし。

ショーでは,何故か,旧東宝*で観劇していたときのことを,無性に思い出します。ノスタルジックな場面が多いせいでしょうか。それとも,上から見下ろすアングルが,旧東宝の3階からのアングルに近いためでしょうか。

*旧東宝 現在の劇場に建て替える前の東京宝塚劇場
↓のイタリアンで飲んだ紅茶の再現に挑戦。
ダージリンブレンドと,アッサムブレンド。6:4位で,たててみました。・・・・全然,違うじゃん。紅茶としてまずいってわけじゃないけど,あの,ダージリンの深くてまったりとした香りがない!そもそも,原料の茶葉がちがうのかな。
今年は,まだ,ファーストフラッシュを飲んでないなあ。
どこへ?って,花組公演です。
昨日イヤなことがあったので,浮上するために,オサちゃんやアサコちゃんの笑顔が必要になったのです。
チケットないので,当日券で。
しかし今日は新人公演だったので,普通公演1回で,なかなかキビシイ。2公演日だったら,もっとましな席が買えたと思う。
ま,観れたからよしとしよう。

お芝居「天使の季節」は,かなりアドリブなどもあり,より楽しめました。
ショーは,やっぱり,イイ!

他組*は,原則として,一公演1回までと決めているのにねえ。初見のヨカンが当たって,どんどん深みにはまっていきそうで怖いわ。

そして明後日も観劇決定。

*他組 自分のご贔屓のいる組以外の組

一寸先は闇

2004年4月5日
具合悪。
ま,ちょっと前からやば気ではあったけれども。
精神的に打ちのめされてるときにかぎって,追い打ちをかけるような目にあうんだよね,これが。
もう人生に疲れたよ。
首でも括って死にたい気分だよ。
どうせ死ぬなら,目一杯花組を見てからにしたいけど。

昨日は,あんなに幸せだったのにね。

夢はうたかた。
昨日の輝く舞台が,遠い幻のようだ。
花組を観劇
アプローズ・タカラヅカ最高!

華やかな衣装と名曲の数々を惜しげもなく使い,どうでもいい場面というものがない。本当に,楽しい作品。
オサちゃん(春野寿美礼)は,圧倒的な存在感。匂い立つようなオーラ。仕草の一つ一つが洗練されていて,よろめいてしまった。
オサちゃんとアサコちゃん(瀬奈じゅん)の男役コンビ,相性もバッチリだと思う。

このショーは,何度でも観たい。当日券狙いで行ってみるか?
どっぷりハマってしまいそうな,やば気なヨカン。。。

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