フランスに関するエッセイで、こんな内容を読んだ

自分(日本人である著者)は、外国人という例外的存在だから、どのクラスのフランス人と交流することができるが、自宅に友人を呼ぶ場合は組み合わせが難しい。
クラスの違う人たちを呼ぶと、話題は盛り上がらないし、間に挟まって自分も疲れる

乱暴にまとめるとこういう内容。

これを読んで、

ふーん、やっぱりフランスって、階級社会なのねえ。

と思った。

しかし、である。先日、日本国内で似たような場面を経験した。

ある会合の後、私達は、少人数で飲んでいた。
そのうちの1人が、自分の知り合いを呼んだ。
他のメンバーと何の接点もなく、業界も違う人だ。
呼んだ本人は、紹介したり、話題をふったり、座を盛り上げようとするのだけど、私達の関心のある話題ではなく、「ふーん、そうなんですか」以上のコメントのしようがない。誰1人、積極的に自己紹介するわけでもなく。

フランスみたいに、上下関係とかあるわけではないから、縦割り社会とでも言うべきなんだけど、住む世界が違う人間は基本的に混じらないんだなあ、ということを体感した。

基本的、と言ったのは、例外もあると思うから。
縦割り社会を貫く共通の横軸があれば、話は違うはずだ。
その横軸の1つは、宝塚ファンであること、だろう。

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