初めてタカちゃん存在を知ったのは、雪組「エリザベート」。
初演だったから、作品そのもののファンは、今ほどいなかったはずだけれども、一路真輝のサヨナラ公演であり、チケットの入手は困難を極めた。宝塚のファンになって日も浅く、チケットの取り方もいまいちわかっていなかった私は、3階席を1枚手に入れるのがやっとだった。全く見たことのない作品で、はるか天井桟敷から必死で見ていたので、舞台の印象はそれほど強烈に残っていない。プログラムの皇太子ルドルフの写真を見て、美青年だなと目を留めたのだった。

舞台の第一印象は、ゆきちゃんのお披露目公演「ラ・ジュネス」だったか。
ミラクル5という、男役さん5人が女装?で踊る場面で、抜群にスタイルが良く、釘付けになった。

ゴールデン・デイズで、背中に大きな刺繍のある変わり燕尾でスッと立っている後姿を見て、見栄えがするなあと思った。

そして、タカちゃんが主演した「嵐が丘」。リピート観劇しました。タカちゃん演じるヒースクリフは、育ちがわるいし、ひがみっぽくて性格も暗いし、暴力は振るうし、汚い言葉を使うし、と主演男役が演じる役としてはおよそありえないような役なのに、とても魅力的でした。暗い炎を秘めたような瞳。低い声。

宙組に2番手として抜擢されての「エクスかリバー」
これまたタカちゃんに似合う黒い役で、しかも長身が映えるコスチュームもの。
ずんちゃんは白いキャラだったから、好対称だった。
銀橋を渡るときの歌の音程が?だったんだけど,それでも格好良かった。
丸い羽根を背負わないで降りてきたことが,抜擢であることを物語っていた(他の組の2番手は羽根があった)。
砂漠の黒薔薇も,エリザベートも観た。
雪でのチケット難で大変だったので,わざわざ大劇場で観たエリザベート。大劇なのに,2階の端しかとれないという人気ぶりだった。

タカちゃんがトップになってからは,宙組から足が遠のいてしまった。
前の御贔屓の退団発表があって,他の組どころでなくなり,退団後は抜け殻になり,細々と歌劇を見てはいたけれども,見ていない公演もたくさんあり,気がつけば今の御贔屓にハマったというわけで。

NEVER SAY GOODBYEの感想を書く前に,タカちゃんとの出会いとその後について書いておきたかったので。

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