なんか,ベルばら(御贔屓オスカル)初日に行ってはしゃいで,昨日,ちょっとがっかりして,疲れてしまったみたい。

逆方面の電車に乗ってしまいました。

半分,抜け殻みたいな感じというか。

御贔屓の声が,こんなに綺麗だって,初めて気付きました。
今まで,ほろ苦さと甘さのある,渋い声だと思っていました。

すごく凛とした,透明感のある声で。

アンドレの名を呼ぶときの夢見るような響きも好き。

やっぱり,この人が好きなんだなって。
もう離れられません。

10年以上前に,ベルばらの舞台をテレビで観て,「ああ,こんなすごい世界があったんだ」と,この世界!?に入りました。ちょうど,一連のベルばらが終わった後で,こちらが期待していたような華やかな舞台にはなかなかめぐりあえず,何となく,観劇していた日々。

そんな中,前の御贔屓と出会い,かつてないほど宝塚にハマリ,ベルばらとは無縁なまま,走り続けました。

その人を見送り,宝塚にもちょっと無関心になったときに,生のベルばらを初観劇。テレビで初めて観たときほどの感動はありませんでした。
もっと早くに観ることができたら,満足しただろうと思ったことは覚えています。
やっぱり,初めて観たときの感動って,二度と味わえないのかな,と思ったのでした。
それなのに,今回,あの映像を上回る感動を味わいました。

ビデオが伸びるほど,繰り返し観た,カナメちゃんのオスカル。
私にとっては,それが,始まり。それが,基準。

御贔屓のオスカルがすんなり心に入ってきたのは,話し方が似ているのだと思います。

自分にとって,イメージ通りのオスカルであり,しかも,演じているのは見ず知らずの他人(←このときは,超宝塚初心者でしたので)ではなく,愛おしい御贔屓であるという感動。

「型」にしっかりはまりながら,自然体。
女でありながら,男として生きているが故の悩みと真っ直ぐに向き合っている感じが魅力的。

依怙地になるわけでも,観ないふりをするわけでもなく。ただ,まっすぐに。

「私の生き方は,間違ってはいなかっただろうな」
見目麗しいオスカル様に,こんな心情を語られたら,胸キュンです。

しつこいですが,声が綺麗で,少しも不自然なところもなく,ああ,御贔屓も女性だったんだな,と当たり前のことに感心しました。

凛々しくて,魅力的であるながら,等身大の人としての悩みも見え隠れする。そのあたりが,もう,ファンとしてはたまりません。

そして,小雨のダンス。
すごく美女なんですけど。ESPのときは,ちょっと不機嫌っぽいドレス姿だったんですが,今回は,表情の「見せ方」も頑張っていて,妙にドキドキしてしまいました。

美人なのは知っていました。
想像以上にキュートで,女性としても憧れるような魅力にあふれていることを発見しました。

女性として,こんなにステキな○○○ちゃんが,普段は格好良い男役なんて,いやーんどうしよー。みたいな。

男役さんを観てどきどきするのは当たり前なんですが,ドレスの美女の御贔屓を観てどきどきするのはどうしてなんでしょう。

すっかり「悩殺」されてます。

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