月組大劇場公演「JAZZYな妖精たち」初日感想
2005年9月23日 宝塚まずは・・宝塚のトップお披露目初日という記念すべき舞台を観劇できたこと,嬉しかったです。実は,初めてなんです。自分の御贔屓のときすら見ていないのです。
「月組の瀬奈じゅんです」という開演アナウンスに,大きな拍手。アサコちゃんの,すごく男役っぽいイメージとは雰囲気がちがう,さばさばした感じのアナウンスでした。マノンのときは,どうだったかなあ。
冒頭の,アイリッシュ・ダンスは圧巻。
陣形が美しく,色分けされた衣装も鮮やか。トップさんを頂点に,ピラミッドになったり,一列に並んだり,2階席から楽しめました。さすがプロの仕事という感じ。お芝居の冒頭にショーがついているような,お得な感じです。うちの御贔屓と,城咲あいちゃんがペアで踊っていました♪
ストーリーですが,うーん,アイルランドの妖精という題材は面白いと思う。
でも,もう少し,骨太なストーリーにできなかったのかな。ま,破綻はしていませんが,突っ込みどころ満載。ヒロインが不治の病という安直な設定が,作品を薄っぺらくしているかな,と。
主人公は誠実な,白い二枚目。やたらと「皆で○○しよう」的な,きれい事の台詞がでてきて,・・・こういうお披露目公演,どっかで見たよな・・・・と思ったら,谷先生ですか・・。はは。
やはり,
エリザベートは名作
だったのですね。
そして,
柴田先生は巨匠
なのですね。
娘役さんが,「金返せー」と叫びつつ,袖にはけていくのは,どうにかならないんでしょうか。フェアリーなんですから。
ティモシーは,「ゴシップ記者」と記載されてますが,新聞社社長なんですね。3流週刊誌に雇われてる人かと。お金になる情報をかぎ分けるのが上手なのに,借金まみれなのが謎。
あーちゃん(花瀬みずか)は,大人っぽい感じで,あっちゃん(千紘れいか)に雰囲気が似てきたなあ。螺旋のオルフェで,あっちゃんが演じていたマフィアのドンの1人娘ミレイユも大人っぽい感じでした。
最後,中途半端に終わってます。ウォルターに大金を払ったダンが,仕事を放棄されて黙っているわけがないと思うので,彼との関係に決着をつけないと,解決したことにならないし,選挙戦の行方も気になります。
まあ,どんな作品であれ,トップスターの魅力とオーラで感動させてしまうのが,宝塚ですから。料理のしがいのある作品ということで(超失礼)
落ち着いて考えると,前の御贔屓のときも,大劇初日付近で「何これ・・」と思った作品に,最終的にハマッたり,しまいにビデオ買ったり,なんてこともあったので,今後に期待ですね。
花組時代,2番手として,余裕たっぷりだったアサコちゃんが硬くなっているのを見て,トップと2番手の立場の違いというものを実感しました。エリザ初日の,張りつめたような緊張感とも違っていたように思います。孤児院で育ったことを卑屈に思っていない真っ直ぐさがすごく伝わってきました。一昔前の,花組の男役さんをイメージさせるメイクで,男役の伝統をしっかり引き継いでいると思いました。
全体として,前の御贔屓がトップだったころの月組の雰囲気に近くなったと思います。
ショーは,楽しかったです。
人海戦術の嵐。キラーンな感じの,光沢のある布地を多様して,一昔前の星組でやっていたような感じのショーです。
ヨーロピアンテイスト漂う「レビュー」ではなく,「宝塚のショー」という感じです。
で,そういうのを楽しいと思う自分が,意外だった。一昔前の星組さんのときは「・・・??」って感じで見ていたわけです。
ちょっと大げさな音楽も,大迫力の群舞も,わくわくします。
大階段の黒燕尾の群舞,格好良いです。ふわっとした白いネクタイと,白いベストの間からちらほら見える御贔屓の生肌がツボ(おいおい)。
フィナーレで,大きな羽根を背負って降りてきた御贔屓に感激。
************************
今回の総括
嬉しかったこと
・御贔屓が羽根をしょって大階段を降りてきたこと
・アサコちゃんのトップお披露目公演初日を観劇できたこと
・出待ちで,アサコちゃんが笑顔を向けてくれたこと(エリザ公演では,反対側だったり,黙々と通り過ぎたり,だったから)
・樹里ちゃんののそれってどうなのを見れたこと。ゲストは,御贔屓とアサコちゃん。超楽しい番組でした!
・アサコちゃんのパーソナルブックの番組で,御贔屓との撮影シーンがあったこと
悲しかったこと
・出待ちでお手紙回収だったこと
・ガードのこちら側まで来てくれなかったこと
・入り待ちがなかったこと
・お芝居で銀橋渡りがなかったこと(1/4くらいで引き返した)
・ショーで御贔屓の場面がなかったこと
************************
余談
寝不足だったり,疲れてたりで,いまいち気分的に盛り上がらない旅立ちでした。途中駅の改札で乗り継ぎ切符を取り忘れ,空港では搭乗口まで走り,ムラに着いたときにはげっそり。しかも関西は暑い!
ホテルに着いているはずの荷物が着いておらず,オペラを借りるはめに。
「月組の瀬奈じゅんです」という開演アナウンスに,大きな拍手。アサコちゃんの,すごく男役っぽいイメージとは雰囲気がちがう,さばさばした感じのアナウンスでした。マノンのときは,どうだったかなあ。
冒頭の,アイリッシュ・ダンスは圧巻。
陣形が美しく,色分けされた衣装も鮮やか。トップさんを頂点に,ピラミッドになったり,一列に並んだり,2階席から楽しめました。さすがプロの仕事という感じ。お芝居の冒頭にショーがついているような,お得な感じです。うちの御贔屓と,城咲あいちゃんがペアで踊っていました♪
ストーリーですが,うーん,アイルランドの妖精という題材は面白いと思う。
でも,もう少し,骨太なストーリーにできなかったのかな。ま,破綻はしていませんが,突っ込みどころ満載。ヒロインが不治の病という安直な設定が,作品を薄っぺらくしているかな,と。
主人公は誠実な,白い二枚目。やたらと「皆で○○しよう」的な,きれい事の台詞がでてきて,・・・こういうお披露目公演,どっかで見たよな・・・・と思ったら,谷先生ですか・・。はは。
やはり,
エリザベートは名作
だったのですね。
そして,
柴田先生は巨匠
なのですね。
娘役さんが,「金返せー」と叫びつつ,袖にはけていくのは,どうにかならないんでしょうか。フェアリーなんですから。
ティモシーは,「ゴシップ記者」と記載されてますが,新聞社社長なんですね。3流週刊誌に雇われてる人かと。お金になる情報をかぎ分けるのが上手なのに,借金まみれなのが謎。
あーちゃん(花瀬みずか)は,大人っぽい感じで,あっちゃん(千紘れいか)に雰囲気が似てきたなあ。螺旋のオルフェで,あっちゃんが演じていたマフィアのドンの1人娘ミレイユも大人っぽい感じでした。
最後,中途半端に終わってます。ウォルターに大金を払ったダンが,仕事を放棄されて黙っているわけがないと思うので,彼との関係に決着をつけないと,解決したことにならないし,選挙戦の行方も気になります。
まあ,どんな作品であれ,トップスターの魅力とオーラで感動させてしまうのが,宝塚ですから。料理のしがいのある作品ということで(超失礼)
落ち着いて考えると,前の御贔屓のときも,大劇初日付近で「何これ・・」と思った作品に,最終的にハマッたり,しまいにビデオ買ったり,なんてこともあったので,今後に期待ですね。
花組時代,2番手として,余裕たっぷりだったアサコちゃんが硬くなっているのを見て,トップと2番手の立場の違いというものを実感しました。エリザ初日の,張りつめたような緊張感とも違っていたように思います。孤児院で育ったことを卑屈に思っていない真っ直ぐさがすごく伝わってきました。一昔前の,花組の男役さんをイメージさせるメイクで,男役の伝統をしっかり引き継いでいると思いました。
全体として,前の御贔屓がトップだったころの月組の雰囲気に近くなったと思います。
ショーは,楽しかったです。
人海戦術の嵐。キラーンな感じの,光沢のある布地を多様して,一昔前の星組でやっていたような感じのショーです。
ヨーロピアンテイスト漂う「レビュー」ではなく,「宝塚のショー」という感じです。
で,そういうのを楽しいと思う自分が,意外だった。一昔前の星組さんのときは「・・・??」って感じで見ていたわけです。
ちょっと大げさな音楽も,大迫力の群舞も,わくわくします。
大階段の黒燕尾の群舞,格好良いです。ふわっとした白いネクタイと,白いベストの間からちらほら見える御贔屓の生肌がツボ(おいおい)。
フィナーレで,大きな羽根を背負って降りてきた御贔屓に感激。
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今回の総括
嬉しかったこと
・御贔屓が羽根をしょって大階段を降りてきたこと
・アサコちゃんのトップお披露目公演初日を観劇できたこと
・出待ちで,アサコちゃんが笑顔を向けてくれたこと(エリザ公演では,反対側だったり,黙々と通り過ぎたり,だったから)
・樹里ちゃんののそれってどうなのを見れたこと。ゲストは,御贔屓とアサコちゃん。超楽しい番組でした!
・アサコちゃんのパーソナルブックの番組で,御贔屓との撮影シーンがあったこと
悲しかったこと
・出待ちでお手紙回収だったこと
・ガードのこちら側まで来てくれなかったこと
・入り待ちがなかったこと
・お芝居で銀橋渡りがなかったこと(1/4くらいで引き返した)
・ショーで御贔屓の場面がなかったこと
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余談
寝不足だったり,疲れてたりで,いまいち気分的に盛り上がらない旅立ちでした。途中駅の改札で乗り継ぎ切符を取り忘れ,空港では搭乗口まで走り,ムラに着いたときにはげっそり。しかも関西は暑い!
ホテルに着いているはずの荷物が着いておらず,オペラを借りるはめに。
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