花組公演感想

2005年6月27日
開演5分くらい前に,チラシをもらってストーリーを予習しました。
歌劇すらも読んでいなかったので。
過去のありそうなヨーロッパ人?エキゾチックな植民地?ロシア貴族?なんか,私の好きな要素山盛り。面白そう〜と気分も盛り上がって観劇にのぞみました。こんなお芝居,見逃さなくてよかった〜。

オサさんは,騙されて引っかかる人も多いだろうな〜と思うような,ソフトな2枚目。モップで掃除していても,品があるところはさすが。そして,相変わらず。さり気ない台詞が格好良い。だいたい,植民地に流れてくる人は,本国で職にあぶれたとか,何かやらかした人が多いけれど,彼にも過去があったのですね。
フランス語のできる人は,フランスの植民地に行けば良いですが,日本であぶれた人は,どこへ行けば良いんですか?
ってことはおいといて,お歌も,とてもステキでした。聞いていて,心地良いメロディーでした。

ゆみこちゃんクリフォードは,砂漠で遭難して,砂まみれ,というような服装,メイクでも美しい〜。それにしても,この時代(いつ?)の大英帝国男性の行動範囲って,すごいですね〜。サハラで測量とか。クリスティー読んでいても,船で世界旅行とか,エジプトとか,どこかでライオン狩りとか,移動手段のこととか考えると,いまどきの日本人が,アメリカとか,ヨーロッパに行くのとは比べ者にならないすごさだなと。

今回,大道具がなかなか良かったです。
噴水のあるパティオとか,アーチ型の入り口のある土壁?とか。
エキゾチックなムード満点。
ムーランルージュで使われた螺旋階段は,「螺旋のオルフェ」で見覚えが。
おばさまの,「財産はもうないのよ」の一言は,切ないですね。

樹理ちゃんは,ベルベル人とのハーフという,はまり役でした。

話の展開にわくわくしながら,観劇するのも良いな,と思いました。
月組だと,座談会などを熟読し,リピートが当たり前で,そういう新鮮さはないので。

ショーも,すごく良かったです。
本当に,見てよかった。
耳慣れたステキなメロディーが多くて,正当派,という感じ。

でも,初見だったので,ゆみこちゃんのジプシーで,オペラがなかなかあわなかったり,もったいないこともありました。

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