シシィに恋して

2005年2月8日 宝塚
しつこく,エリザベート語りです。

「み」さんの日記を拝見して,なるほど,と思いました。

生きていく底力
アサコちゃんのシシィは,生命力にあふれています。
あの,弾けるようなエネルギーに恋しました。

花ちゃんのシシィは,ヴィッテルスバッハ家特有の,センシティブな気性,内面のこもっていく雰囲気を感じさせるシシィだった。

アサコちゃんは,「バイエルン育ち」のシシィ。

ゾフィーが歌います「治療のためなんて言いながら」(ヨーロッパ中旅を続けてる)

アサコちゃんのエリザは,転地療養の必要に迫られて,というより,治療を口実に,行きたい場所にどんどん出かけて行っている,というイメージです。

辛い目にも遭うけれど,ある意味,自分を押し通した結果なわけで。
常に,自分自身が人生の主役であり続けた,ということは,やはり,憧れます。でも,息子を見捨てたのは許せないので(ご贔屓が息子だから言ってるわけではありません),100%の感情移入はできませんが。
フランツを置き去りにしていくのは何とも思わないけど(「お母様」がいるし,大人なんだし,自業自得だし),ルドルフィはかわいそう。
皇太子だから,お城から連れ出せないとか,いろいろ事情があったのでしょうけど。

ハンガリーの王冠を戴いたルドルフに,壇上から両手を広げているエリザベートは,「母のほほえみ」。包み込むような,暖かい表情です。

これが,ルドルフの夢見ている,母親像なのでしょう。
それを,トートが幻として,見せたのたど思います。

眠くなったので,この辺で。

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