公演から日も経って,作品を客観的に観る「距離感」を持てるようになったので,ゼルダのこと,書いてみようと思う。
my初日,なんてわがままな,世話のかかる人なんだろう?と思った。
やっと,自分の書きたい作品に取り組むスコットの邪魔ばかり。
お金の心配も,自分の仕事の心配もなく,リヴィエラ海岸のようなリゾートに滞在するって,憧れだったりする。
働かないで,一日中,海で泳いだり,散歩したり。
それで文句をいってるゼルダは,ただのわがままな人に見えた。
観劇を重ねるうち,ゼルダの抱える,漠然とした不安,寂しさ,といったものが見えてきた。それは,普通の人のこころの中にもあるものだから。
不安だから,何かにのめり込みたい,寂しいから,誰かに,すがりたい。
スコットが,魅力的であるだけに,拒絶されたときの絶望感も大きかったのだと思う。
ゼルダは,私。
何かにのめりこむことでしか,心の平安を得ることができない。
支えているつもりが,支えられているのは,私だったという事実。
「お稽古しなきゃ」
ゼルダの心の悲痛な叫びが,私のこころに,刺さる。
my初日,なんてわがままな,世話のかかる人なんだろう?と思った。
やっと,自分の書きたい作品に取り組むスコットの邪魔ばかり。
お金の心配も,自分の仕事の心配もなく,リヴィエラ海岸のようなリゾートに滞在するって,憧れだったりする。
働かないで,一日中,海で泳いだり,散歩したり。
それで文句をいってるゼルダは,ただのわがままな人に見えた。
観劇を重ねるうち,ゼルダの抱える,漠然とした不安,寂しさ,といったものが見えてきた。それは,普通の人のこころの中にもあるものだから。
不安だから,何かにのめり込みたい,寂しいから,誰かに,すがりたい。
スコットが,魅力的であるだけに,拒絶されたときの絶望感も大きかったのだと思う。
ゼルダは,私。
何かにのめりこむことでしか,心の平安を得ることができない。
支えているつもりが,支えられているのは,私だったという事実。
「お稽古しなきゃ」
ゼルダの心の悲痛な叫びが,私のこころに,刺さる。
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