市川新之助が,海老蔵を襲名すると新聞で読んだ。
歌舞伎座を皮切りに,各地を回るらしい。
羨ましい。何がって,パリに行くから。
きっと,座長ということで,いろいろおもてなしがあるんだろうな。
フツーの観光客が入れないような,パリ郊外のシャトーのレセプションに招かれたり,オペラ座の良いお席に招待されたり,なーんて,勝手に想像して,勝手に羨ましがっているのでした(笑)
ま,それはおいといて,記事には,新之助が山で修行したことなど芸の厳しさも書いてある。
確かに,芸の世界には,計り知れない厳しさがあると思う。
以前に,日本の伝統芸能の,宗家にごく近い家の子供と接する機会があって,いろいろ大変なんだな,とちょっと同情的思った。
・・・・が,自分が大人になって実感した。
どんな人生だって,苦労がつきもの。努力はしなくちゃいけません。
でもって,他人に振り回されて,不毛なことで苦労している人のなんと多いことか!
芸事は,お稽古に励んだ分,必ず,自分に返ってくる。たとえタイミング悪く役がこなかったとしても,歌唱力なり,なんなり,自分の舞台人としてのスキルはアップする。
伝統芸能の場合は,格式ある家に生まれれば,役が来ない,などということはない。
ホントに,確実に報われる努力なのだ。
羨ましい。
それなりに報われた努力もあったけれどね,世界中を震撼させた「あのできごと」で人生を滅茶苦茶にされてから,「どうせ努力したって,無駄でしょ,テ○でもおきれば,おしまいでしょ」という虚脱感におそわれる日々。私は,あのとき,人生を投げ捨てた。それから先は,まさに人生の墓場そのもの。その後,体調を崩し(今から思うと,当然の流れ),しばらく療養して,いくらか体調は回復したものの,心の傷はいえず,先のことも心配だし,所在のない日々。
そんなとき,ある生徒さん(現在の,ご贔屓)の入り待ちに遭遇し,お手紙を渡すファンの方たちのあまりに幸せそうな表情を見て,もう一度,幸せをつかみたいと思った。
(大好きだった生徒さんの卒業を見送って,もう二度とすることもないと思っていた)楽屋待ちに通うようになり,多いときは,劇場へ2往復して,入り出とも見た。劇場前というのは,戸外で,夏は日差しが強く,冬はビル風が吹き,当然,椅子などあるわけもない。それでも,あの場所にいると,自宅にいるよりも,自然な気持ちでいられた。やっぱり,ここが私の居場所なんだ,と思った。
まだ完全に立ち直ってはいないし,次々いろんなことが起きるけれど,あなたがいるから,生きていられる。
お茶会だ,チケットだ,新幹線だと,自分のやりたいことで忙しいのが良いのでしょうね。
歌舞伎座を皮切りに,各地を回るらしい。
羨ましい。何がって,パリに行くから。
きっと,座長ということで,いろいろおもてなしがあるんだろうな。
フツーの観光客が入れないような,パリ郊外のシャトーのレセプションに招かれたり,オペラ座の良いお席に招待されたり,なーんて,勝手に想像して,勝手に羨ましがっているのでした(笑)
ま,それはおいといて,記事には,新之助が山で修行したことなど芸の厳しさも書いてある。
確かに,芸の世界には,計り知れない厳しさがあると思う。
以前に,日本の伝統芸能の,宗家にごく近い家の子供と接する機会があって,いろいろ大変なんだな,とちょっと同情的思った。
・・・・が,自分が大人になって実感した。
どんな人生だって,苦労がつきもの。努力はしなくちゃいけません。
でもって,他人に振り回されて,不毛なことで苦労している人のなんと多いことか!
芸事は,お稽古に励んだ分,必ず,自分に返ってくる。たとえタイミング悪く役がこなかったとしても,歌唱力なり,なんなり,自分の舞台人としてのスキルはアップする。
伝統芸能の場合は,格式ある家に生まれれば,役が来ない,などということはない。
ホントに,確実に報われる努力なのだ。
羨ましい。
それなりに報われた努力もあったけれどね,世界中を震撼させた「あのできごと」で人生を滅茶苦茶にされてから,「どうせ努力したって,無駄でしょ,テ○でもおきれば,おしまいでしょ」という虚脱感におそわれる日々。私は,あのとき,人生を投げ捨てた。それから先は,まさに人生の墓場そのもの。その後,体調を崩し(今から思うと,当然の流れ),しばらく療養して,いくらか体調は回復したものの,心の傷はいえず,先のことも心配だし,所在のない日々。
そんなとき,ある生徒さん(現在の,ご贔屓)の入り待ちに遭遇し,お手紙を渡すファンの方たちのあまりに幸せそうな表情を見て,もう一度,幸せをつかみたいと思った。
(大好きだった生徒さんの卒業を見送って,もう二度とすることもないと思っていた)楽屋待ちに通うようになり,多いときは,劇場へ2往復して,入り出とも見た。劇場前というのは,戸外で,夏は日差しが強く,冬はビル風が吹き,当然,椅子などあるわけもない。それでも,あの場所にいると,自宅にいるよりも,自然な気持ちでいられた。やっぱり,ここが私の居場所なんだ,と思った。
まだ完全に立ち直ってはいないし,次々いろんなことが起きるけれど,あなたがいるから,生きていられる。
お茶会だ,チケットだ,新幹線だと,自分のやりたいことで忙しいのが良いのでしょうね。
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